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VS鉄砲隊

外道衆の住処とも言うべき三途の川に浮かぶ六門船で、総大将血祭ドウコクと、骨のシタリがシンケンジャーについて話し合っている。
「シンケンジャーを倒すには、やっぱり斬り合ったら駄目だと思うんだがねぇ」
「その言い方だと、何か考えがあるようだな?」
「イクサズレ!」
シタリが呼ぶと、炎が垂れ下がったような外見をしたアヤカシ・イクサズレが現れた。
「このイクサズレに鉄砲隊を組織させて、シンケンジャーを一網打尽にするっていう作戦だよ。どうだいドウコク」
「しかし、鉄砲っていうのはいささか野蛮ではありませんか?」
と、自信満々のシタリに対して、横から筋殻のアクマロが口を挟む。
「うるさいねえ。これからは飛び道具、遠距離攻撃の時代だよ。シンケンジャーの刀なんて時代遅れさ」
「なんでもいい!この変わり映えのしない現状に風穴を開けてさえくれればな」


「さて、訓練の第二段階として、動く標的を狙うことにしよう」
イクサズレが鉄砲隊を率いて街に現れた。鉄砲隊の火縄銃が人々を襲う。
「そこまでや、外道衆!」
一人外出していて偶然現場にはち合わせた、シンケンイエローこと花織ことはが、イクサズレの前に現れた。
「来たか、シンケンジャー。ん、一人か?」
「あんたなんか、うち一人で十分や。一筆奏上!」
黄色いスーツ、土の文字が表されたマスクを装着した侍、シンケンイエローへと変身した。
「ん、鉄砲?」
「そうだ、これからは飛び道具の時代だ。お前たちの刀など、最早時代遅れの産物」
「なんやて?」
「鉄砲隊の威力。とくと味わうがいい」
イクサズレの合図とともに、鉄砲隊の攻撃がシンケンイエローを襲う。
「あ、、うわ」
一瞬後ずさりをしたシンケンイエローだったが、次の瞬間には銃撃が襲いかかっていた。ナナシ連中十人からなる鉄砲隊は五人が攻撃をしている間、残りの五人が装填を行うという連携を取っており、隙がなかった。
「ああ、、、きゃああ、、あ、ぐう、、あん、、、きゃああああ、、あ、、、、あ、う」
全身から火花をまき散らしながら、数十秒もの間、銃撃を食らい続けたシンケンイエローは、地面へと崩れ落ちた。黄色のスーツからは白煙があがっており、ダメージの大きさが見て取れた。
「どうだ、シンケンジャー。鉄砲隊の威力。とどめをさしてやる」
「ま、まだや!ランドスライサー!!」
よろよろと立ち上がるシンケンイエローは、必殺武器による攻撃を試みる。遠距離には遠距離攻撃。投げ放たれたランドスライサーは孤を描きながら、ナナシ鉄砲隊へと飛んでいき、前衛のナナシたちを一掃した。
「て、鉄砲隊が!。しかし、行け!!」
そう、まだ後衛が残っている。ランドスライサーはまだ手元には戻ってきていない。シンケンイエローは最大のピンチを迎えていた。
(あかん、、、もう駄目や、、殿さま、みんな)
「発射!!」
「ヘブンファン!!」
絶対絶命の危機に、シンケンピンクのヘブンファンによる突風で、発射された弾丸はすべて吹き飛ばされた。
「茉子ちゃん、、みんな」
「大丈夫、ことは?危なかったね」
イエローを抱きかかえるピンクが言うと、さらに後ろから
「烈火大斬刀、大筒モード!」
「ウォーターアロー」
ブルーとレッドの攻撃がナナシ鉄砲隊に炸裂する。
「お、、、おのれ、よくも我が鉄砲隊を。覚えていろ」
そう言うと、イクサズレは隙間から姿を消してしまった。
「大丈夫か、ことは」
「うん、大丈夫…ごめん、やられてしもうた」
「あんまり無茶すんなよな」
ことはと千明がやり取りをしている中、茉子が言う。
「それにしても、ナナシに鉄砲持たせるなんて、考えたよね」
「ああ、こっちも対策を考えないとな」


三途の川、六門船ではシタリとアクマロがやり合っている…
「ほほほ、自信満々の割に失敗したようですね」
「うるさいね、まだまだこれからだよ。最初はこうなるっていうのはわかってたんだ」
「と申しますと、何か策でもお有りのようですが?」
「当然だろ」
「ほほ、我にも考えがありますが、いかがいたいしましょう」
「ふん、お前さんの考えなんていらないね」
「シタリさんの策と申すのは、鉄砲隊の数をさらに増やし、数の力でシンケンジャーを抑え込もうというものでしょう?」
「…」
「どうやら、当たらずとも遠からず。あながち間違いではないようですね」
「ふん、お前さんの考えっていうのは、なんだい?」
「さすが、シタリさん。物分かりがよろしいようで…」


シンケンジャーが鉄砲隊に対する策を、防御に徹する者が耐えたところに、攻撃をする。攻撃をするものは絶えず動きつづけ、狙いを絞らせないというものに落ち着いたころ、再びイクサズレ率いる鉄砲隊が現れた。場所は山間の開けた場所。周囲には人の気配はない。
「何度現れたって、返り討ちにしてやるぜ」
源太が吠える。そして六人がシンケンジャーへと変身する。
「よし、作戦通りにいくぞ」
鉄砲隊に向かって突進するシンケンジャー。
「馬鹿め、やられにきたか。鉄砲用意。発射!!」
合図で一斉に放たれる鉄砲。しかし、前に躍り出たグリーンとブルーがすべての攻撃を受け止める。そして、残りの四人が四方へとすばやく散開し、鉄砲隊に的を絞らせない。誰か一人を狙えば、残りの三人がノーマークになる。かといって、四人に分散しても攻撃力が落ちて、強引に突破される恐れがある。
「ランドスライサー」
「ヘブンファン」
迷いを見せたイクサズレの指示がなく、戸惑う鉄砲隊に向かってイエローとピンクの攻撃が炸裂する。
「く、、、くそ」
そして、ゴールドとレッドがイクサズレに向かい間合いを詰める。はずだった。
ズドン!
という音ともに、ゴールドの腹部が爆発する。そして、変身が解けたゴールドは崩れ落ちる。五人は何が起こったのか、わからず源太の元へと駆け寄る。すると、四方を囲む崖の上から大量のナナシ連中が鉄砲を装備して現れた。その数は百、二百以上である。自分たちの周囲を全て囲まれたシンケンジャー。最早絶体絶命。
「そんな、、、数が多すぎる」
「おいおい、なんだよこれ」
戸惑うシンケンジャー。
「ははは、鉄砲隊の醍醐味は数にあり。食らえシンケンジャー」
二百以上の鉄砲がシンケンジャーを襲う。一人当たり四十、五十発もの弾丸を食らうことになる。まさに蜂の巣である。
「きゃああ、、、、あ、、ぐ、、」
「あん、、、、あ、、か、、ぎいい」
イエローとピンクは悲鳴を上げながら、倒れるに倒れられない。前に倒れそうになると前から衝撃が襲い、強引にたたせられている状態であった。
そして、鉄砲隊の攻撃が止むと、五人は全身から火花を散らしながら、あるものは仰向けに、ある者はうつ伏せに倒れていく。倒れた後もスーツからは火花が上がっている。
「ぐ、、、、あ」
「ん、、、」
ピンクとイエローは立ち上がろうとするも立ち上がれない。
「シンケンジャー。どうだ、鉄砲隊の恐ろしさ。思い知ったか。だが、まだこれだけではないぞ。」
イクサズレが背中に背負った銃を構え、グリーンに狙いを付けると。
「食らえ」
グリーンに直撃した弾丸はグリーンを包み込むように黒い球体となり、ゆっくりと宙に浮かぶと、テレビ画面が消えるようにどこかへと消えてしまった。
「千明!!」
「い、一体何をした」
レッドが問うと、イクサズレは笑いながら答えた。
「心配するな。死んではいない。ただどこに飛んで行ったかはわからないがな。今のは転送弾。アクマロが作ったようだから、詳しい事は知らんが、当たったものをどこか別

の場所に強制的に移動させるもののようだ」
「なんだと」
「今回はシンケンジャーを抹殺する作戦。しかし、一度に全員を葬りされればいいが、お前たちのしぶとさは半端ではないからな。確実に仕留めるには各個撃破だ。まず鉄砲隊でダメージを与え、転送弾で邪魔な奴を消し、残った手負いのシンケンジャーをいたぶり殺すという作戦だ」
というと、次はブルーに向かって発射すると。グリーンと同じように。黒い球体に包まれて何処かへ消えた。
「最初に俺の邪魔をした、シンケンイエロー。そして、イエローにとどめを刺そうとした瞬間に邪魔をしたシンケンピンク。お前たち二人をまずは蜂の巣にしてやる」
そして、シンケンレッドに向かって発射する。その瞬間。
「ことは、こいつを!」
スーパーディスクをイエローに投げ、シンケンレッドは虚空に消えた。
「殿さま…よくも!」
シンケンイエローは立ち上がり、スーパーディスクをシンケンマルにセットするとスーパーシンケンイエローへとチェンジした。そして、鉄砲隊へと斬りかかる。スーパー化したシンケンイエローに銃弾はなかなか当たらず、鉄砲隊は徐々に数を減らしていく。
「こ、、ことは」
シンケンピンクもよろよろと立ち上がり、ヘブンファンで援護しようとし、ヘブンファンを構える。しかし、技を放とうとした瞬間に、構えた手を衝撃が襲う。ヘブンファンが手から離れる。そして、シンケンピンクの腹が爆発する。
「きゃあああ」
「茉子ちゃん!!」
「はぁ、、大丈夫。それより今のはどこから?」
腹を押さえながらシンケンピンクは言う。
「うん、、、」
周囲見回しても、鉄砲隊が居るのみ。その鉄砲隊も先ほどまで、ほとんどがシンケンイエローを仕留めようとしていた。そのことをピンクは確認していた。だから攻撃にでようとしていたのだ。そして、二人が警戒しているところに、再び銃声が響く。そして、地面に落ちたヘブンファンが弾ける。何度も何度も銃声がする。敵の攻撃はヘブンファンを集中的に狙っている。
「へ、ヘブンファンが!!」
そして、攻撃が止むと、柄の部分だけになってしまったヘブンファンがそこにはあった。シンケンピンクはヘブンファンであったものに駆け寄る。そして、イクサズレを睨み

つける。マスクの「天」のマークがイクサズレを見つめていると、ズガン!!という音とともに、「天」のマークが大爆発を起こし、シンケンピンクが吹き飛んだ。
「ははははは、これが第三の策。鉄砲隊超長距離攻撃だ。数に圧倒され、転送弾で仲間も減らされたお前たちも、おそらくまだ抵抗をやめない、やめないどころかこちらの策

を破るかもしれないと思っていた。そこで、お前たちの目の届かぬ位置に超長距離攻撃用の鉄砲隊を配備させている。お前たちの攻撃は届かない。しかし、こちらの攻撃は届く。ははは、どうだ」
と言い終えた、イクサズレは右手を上げると、立ち上がろうとしていたシンケンピンクの体が爆発する。見えない場所からシンケンピンクを狙っているのだ。再びシンケンピンクは倒れた。
「茉子ちゃん」
「おっと、お前はこっちだ」
というと、まだ百体以上残っていた鉄砲隊の集中攻撃をスーパーシンケンイエローは受ける。
「きゃあああ、、あああ、ああああああ」
「ぐうう、、ぎゃああ、あんん、、、ああああ」
シンケンピンクは徹底的に、マスクの「天」のマークを狙われ続け、マスクが爆発しつづける。そして、徐々にマスクの後頭部が凹み、側頭部もひしゃげ、「天」のマークはひびが入ってきた。
スーパーシンケンイエローは、前後左右あらゆる方向から狙われ、シンケンマルを吹き飛ばされてしまう。そして、棒立ちになった彼女を容赦なく銃撃の雨が襲い、陣羽織がどんどん削り取られていってしまう。
そして、二人は崩れ落ちた。倒れた二人はピクピクと動いている。
「苦しいか、シンケンイエロー、シンケンピンク。まだまだこれからだ」
続いて、砲撃が始まる。次はシンケンイエローを集中攻撃するのだった。
「ことは、、ことはあああああああ!!」
「あん、、、あ、、あ、、、ああああああああああ」
ピンクと同じく、マスクの「土」のマークを集中攻撃され、顔面を爆発され続けるシンケンイエロー。倒れたまま、顔だけが爆発されつづけるという、興奮するようなしないような光景をピンクは見せられた。
「やめてえええええ」
ピンクの絶叫も空しく、イエローの顔面は銃撃を受け続けた。そして、マスクへの攻撃が止むと次は、シンケンイエローの小さな二つの山に向かって銃撃が始まった。
「やめてって、、言ってるでしょ!!」
と立ち上がろうとした、ピンクのベルトのバックルに見えない場所からの銃撃が襲い、バックルが爆発した。そのまま、ピンクには超長距離の集中攻撃が始まり、バックルが破壊されたあとは、ピンクの恥部周辺を銃撃が襲う。
「ああ、、、ん、、、あう、、、、あん、、、あ、、ああああああぁっぁぁぁ」
シンケンピンクは股間への銃撃のショックで、失禁してしまった。
「ふははは。シンケンピンクよ。侍ともあろうものが、漏らしたのか。貴様はもう侍としては生きていけないなぁ」
「く、、、」
すると、ピンクが目にしたのは巨大な大砲群だった。ピンクは、今迄の銃撃で大ダメージを負っていた。スーツも所々破壊され、マスクに至っては、半壊で素顔が覗いている。こんな状態で大砲を食らったら、死んでしまう。
「シンケンピンク、お前の最期だ。死ね!!!!」
大砲の砲撃がシンケンピンクに襲いかかる。ピンクに直撃すると大爆発を起こし、ピンクは吹き飛ばされる。
「うわあああああああああああ」
そして、地面に落ちたピンクに向かい次々と大砲の砲撃が襲いかかる。爆炎の中にシンケンピンクは消えた。しばらくすると、炎が収まり中からシンケンピンクの姿が現れた。しかし、その姿は、最早シンケンピンクと呼べるものではなく、ピンク色のスーツはほとんどが破壊され黒こげになり、股間は露出している。マスクは申し訳程度に口元だけが残っており、茉子の素顔が覗いている。そして、ボロボロのスーツは黒煙をあげ、小爆発を起こし続け、シンケンピンクを躍らせている。そして、爆発が収まるとシンケンピンクは崩れ落ちた。そして、ピクリとも動かなくなった。
「茉子ちゃん、、、茉子ちゃーーーーーーん」
「そう大きな声を出さなくとも、すぐにシンケンピンクにお会いできますゆえに、御心配なさらずに」
「ア、、、アクマロ、、」
今回の作戦に一枚噛んでいたアクマロが突然現れた。
「さあ、シンケンイエロー。我を楽しませてくださるよう、お願い申しあげます」
アクマロが両手から爪をだし、シンケンイエローに襲いかかる。アクマロはシンケンイエローの両肩からX字に斬りつけ、シンケンイエローを爆発させる。そして、マスクを掴み、握りつぶすとマスクから火花が散る。
「あ、、、あああ、、ああ」
「放してあげましょう、そら」
と、手を離した瞬間に、アクマロの連撃がシンケンイエローに炸裂し、イエローは吹き飛ばされる。そして、吹き飛ばされた先で、鉄砲隊の攻撃を受ける。
「あ、、、あ、、はぁ、、はぁ」
吹き飛ばされた先に落ちていたシンケンマルを拾い構えるものの、勝ち目はほとんどなかった。それでも、シンケンイエローは諦めない。目の前でシンケンピンクを殺されたことがイエローを奮い立たせる。
「まだ、、まだや!」
「それでこそ、シンケンジャー。ぞくぞくしますわ。鉄砲隊!」
アクマロが言うと、鉄砲隊がシンケンイエローを狙う。イエローは素早く動き攻撃を交わす。そして、アクマロに斬りかかろうとする。しかし、ここで再び超長距離攻撃がイエローを襲う。
「ぐああ」
続けざまにイエローの右手を集中攻撃する。右腕が爆発を起こし、スーツが破壊されていく。黄色かった右腕が真っ黒に焦げ付き、右腕はだらんと垂れ下がってしまった。
「ほほ、これで右腕は使い物になりませんな」
「はぁはぁ、、ま、、だや」
よろよろと立ち上がろうとする。イエローをアクマロは踏みつける。
「女だてらに侍などになろうと思ったシンケンジャーに興味があったのですが、所詮は女。興ざめでおじゃる」
何度も何度も踏みつけ、胸を爆発させる。
「もう、終わりにしましょう。イクサズレ」
「鉄砲隊!」
そういうと、長距離鉄砲隊も含めた鉄砲隊がシンケンイエローに狙いを付ける。そして、一斉射撃が開始され、シンケンイエローが蜂の巣にされ、踊る様に崩れていく。止めに大砲隊の砲撃がイエローを襲い、大爆発が起こる。爆発を見つめながらアクマロは言う。
「これで、シンケンイエロー、シンケンピンクは死にましたゆえ、ドウコクさんもお喜びになることでしょう。我の願いも叶い安くなる…」
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管理人様――

いつも楽しく読ませてもらってます。
ぜひ、ガオホワイトのリョナ物語を読みたいのですが、書いて戴けませんか?
楽しみにお待ちしています。
よろしくお願いしますm(__)m

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